「足のタイプ別(扁平足・ハイアーチ)で、足→膝→股関節→腰の連鎖はどう変わるのか」
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足の形が違うと、体の使われ方も変わる
― 扁平足・ハイアーチから見る「足→膝→股関節→腰」の連鎖 ―
足には「形の個性」があります。
代表的なのが 扁平足 と ハイアーチ(高い土踏まず) です。
どちらが良い・悪いという話ではありません。
重要なのは、その足の形に合った動きができているかです。
扁平足タイプの特徴と連鎖
扁平足は、足のアーチが低く、
地面にベタっと接地しやすい構造です。
起こりやすい動きの傾向
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足が内側に倒れやすい
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ねじれを吸収しすぎる
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安定はするが、反発力が弱い
連鎖の流れ
足:内側に崩れる
↓
膝:内側に入りやすい
↓
股関節:内旋が強くなる
↓
腰:回旋ストレスが増える
▶ 結果として
膝痛・股関節の違和感・慢性的な腰痛につながりやすくなります。
ハイアーチタイプの特徴と連鎖
ハイアーチは、土踏まずが高く、
足が硬くなりやすい構造です。
起こりやすい動きの傾向
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衝撃吸収が苦手
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足の柔軟な適応が少ない
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反発力は強いが、逃げ場がない
連鎖の流れ
足:衝撃を逃がせない
↓
膝:衝撃を直接受ける
↓
股関節:上下動が大きくなる
↓
腰:突き上げストレスが増える
▶ 結果として
踵痛・膝の違和感・腰の張り感が出やすくなります。
重要なのは「形」より「機能」
ここで大切なのは、
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扁平足だからダメ
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ハイアーチだから問題
ではありません。
本当に重要なのは、前後・左右・ねじりの動きが
足でうまく処理できているかどうかです。
足がその役割を果たせないと、
必ず上の関節(膝・股関節・腰)が代償します。
インソールや靴が役立つ理由
インソールや靴の調整は、
「足を固定するため」ではありません。
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足の動きを助ける
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崩れすぎを防ぐ
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使えていない動きを呼び戻す
つまり、
**足→膝→股関節→腰の連鎖を整えるための“補助装置”**です。
こせき接骨院の考え方
当院では、足の形だけで判断することはありません。
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立ったとき
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歩いたとき
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片脚になったとき
こうした動きの中での足の働きを確認し、
その人にとって必要なサポートを考えます。
まとめ
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足の形には個性がある
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問題は「形」ではなく「使われ方」
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足の機能低下は、膝・股関節・腰へ連鎖する
足を整えることは、全身を整えること。
それが、痛みの根本改善につながります。
情報源(事実確認可能な標準資料)
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OpenStax Anatomy & Physiology 2e
https://openstax.org/details/books/anatomy-and-physiology-2e -
Neumann DA. Kinesiology of the Musculoskeletal System(Elsevier)
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Root et al. Normal and Abnormal Function of the Foot
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Clinical Anatomy(大学教育用教材)
https://www.clinicalanatomy.ca


