「“面倒くさい”を選ぶか、“後悔しない”を選ぶか ― 交通事故のあとに考えてほしいこと」
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交通事故に遭った直後、体に大きな痛みがなければ、多くの人がこう思います。
「面倒くさいし、病院に行くほどじゃないかな」
今回の話も、まさにそこから始まりました。
後ろから追突された事故。自分は運転していないし、相手の過失も明らか。電話対応だけで済む「遠隔」のやり取りは楽。でも、病院に行くのは時間もかかるし、正直気が進まない。
けれど、ここで大切なのは**“今の楽”より“あとで後悔しない選択”**です。
事故直後は緊張状態にあり、痛みを感じにくいことが多いもの。
寒さ、疲労、数日後の生活の中で、首や腰、膝に違和感が出てくるケースは本当に多い。実際、これまで見てきた中で「行かなかった人の方が、後悔している」ケースは圧倒的でした。
さらに、交通事故の治療は「権利」です。
保険料を長年払ってきた中で、その補償を正当に使えるのは、まさにこういう時。
1時間の通院で数千円分の補償が出ることもあり、働くより効率が良い場合すらあります。
「罪悪感を持つ必要はない」
「相手の仕事や立場を気にしすぎなくていい」
保険は、こうした事態のためにあるのです。
特に同乗者や後部座席の人は、衝撃を逃がせずダメージを受けやすい。
構えていない分、体は正直に反応します。
だからこそ、まずは一度だけでも病院に行くこと。
その後どうするかは、体の状態を見てから決めればいい。
“面倒くさい”を先に取ると、あとで本当に面倒なことになる。
これは、たくさんの現場を見てきたからこそ言える、現実的なアドバイスです。