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足から腰・膝の痛みを診る接骨院|いわき市鹿島 むちうち・交通事故にも対応|原因を見極めるAI姿勢分析と27年の臨床経験

「右膝の痛み」の原因は膝じゃなかった!36歳女性・介護職の膝痛を招いた「足部過回内」と「靴環境不適合」【症例報告】

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【症例報告】「右膝の痛み」の原因は“膝”ではなく、“足元の崩れ”だった 〜介護職女性にみられた足部アライメント異常と姿勢連鎖〜

【患者背景】〜 主訴・発症経緯

【患者背景】36歳女性 介護職

訴:右膝屈曲時痛、立ち上がり時痛、膝蓋腱下部痛、しゃがみ動作時痛、長時間立位による疲労感

【発症経緯】仕事中、しゃがみ込み動作を行った際に右膝に違和感を自覚。

その後、曲げると痛い、力が入らない、膝下が腫れている感じ、立ち上がりづらい などの症状が徐々に増悪。

本人は「加齢による膝痛」を疑っていた。

  • 【解説・背景】 30代の若さであっても、介護や看護の現場で働く女性の間では、膝の慢性的な痛みや違和感(ジャンパー膝や膝蓋腱炎に類似した症状)が多発しています。多くの患者様が「加齢」や「一時的な疲労」と考えがちですが、実際には臨床的な検査を進めると、局所の変形ではなく、日常生活や業務中の動作パターンにおける構造的なエラーが潜んでいるケースがほとんどです。

【姿勢分析所見】〜 【足部の特徴】

【姿勢分析所見】

全体的特徴:前方重心、猫背傾向、骨盤前傾、左足荷重傾向、膝過伸展(膝ロック)、扁平足傾向、足部過回内 が認められた。

【足部の特徴】特に顕著だった所見:

① 足部過回内(オーバープロネーション):足が内側へ潰れ、踵骨外反、距骨内側偏位、下腿内旋 を生じていた。

② 足趾機能低下:足指把持低下、足底支持低下、土踏まず機能低下 が確認された。

③ 靴環境不適合:実際に使用していた靴はサイズが大きく、靴内で足部が滑走。

その結果、足部不安定性増大、膝固定、下肢緊張増加 が起きていた。

  • 【解説・背景】 骨格アライメントの精査において、立位時の「反張膝(膝過伸展/膝ロック)」と、足部の「過回内(オーバープロネーション)」の明確な関連性が確認されました。かかとが内側に倒れて土踏まずが潰れると、足元で体重を支えきれず、靴の中で足が滑ってしまいます。特に職場での大きすぎる靴選びは、足指の把握力(グリップ力)を奪い、無意識に膝をロックして無理やり身体を固定しようとするため、大腿四頭筋や下肢の筋肉を慢性的に過緊張させる悪循環を生んでいました。

【膝痛発生メカニズム】

【膝痛発生メカニズム】 今回の症例では、

足部過回内 ↓

脛骨内旋 ↓

膝関節ねじれ ↓

膝蓋骨追従異常 ↓

膝蓋腱ストレス増大

という構造連鎖が生じていた。

特に、「膝で踏ん張る立ち方」が強く、膝蓋腱へ持続的な牽引ストレスが集中していた。

  • 【解説・背景】 下肢のバイオメカニクス(生体力学)における、運動連鎖のエラー(ニーイン・トーアウト傾向)のメカニズムです。足元が内側に潰れる(過回内)と、連動して脛骨(すねの骨)が内側にねじれます(下腿内旋)。しかし、大腿骨(太ももの骨)の動きと噛み合わなくなるため、膝関節自体に強い「ねじれストレス」が発生します。これにより、お皿(膝蓋骨)が正しい軌道から外れて動く「追従異常(マルトラック)」が起き、お皿の下にある膝蓋腱へ持続的な牽引・摩擦ストレスが加わり、組織の微細損傷と痛みを引き起こしていました。

【介護職特有の負荷】

【介護職特有の負荷】 本症例では、職業特性も強く関与していた。

介護動作では、中腰、片脚荷重、持ち上げ動作、前傾姿勢 が頻発する。

その結果、“膝で身体を支えるクセ”が慢性的に形成されていた。

  • 【解説・背景】 ベッドからの移乗介助や入浴介助など、介護現場では「中腰での前傾姿勢」や「重量物の挙上」が日常的に行われます。本来、これらの動作は股関節や体幹(インナーマッスル)のクッションを使って行うべきですが、土台(足元)が崩れているために、すべて「膝関節」の力だけで踏ん張ってかばうクセが定着していました。これが、今回の症例における根本的な背景要因(環境因子)です。

【施術内容】〜 【整体・インソールの意味】

【施術内容】

① 足部調整(足関節可動性改善、足底筋膜調整、下腿筋緊張緩和)、

② 姿勢調整(骨盤バランス調整、股関節支持改善、体幹支持改善)、

③ インソール調整(足部アーチ支持を目的にインソールを導入。踵安定、足部支持性向上、重心補正を図った)

【整体・インソールの意味】

整体の役割:整体は単に「骨を鳴らす」ものではない。

本症例では、足関節可動域、下腿筋緊張、股関節支持、体幹バランス を調整し、“身体が正しく支えられる状態”を作ることが目的だった。

インソールの役割:インソールは単なるクッションではない。

本症例では、土踏まず支持、踵安定、足部荷重補正を行い、「足元から重心を整える」役割を果たした。

  • 【解説・背景】 【当院の機能回復アプローチ】

    1. 徒手療法・整体: 膝蓋腱への牽引を緩めるため、下腿三頭筋や大腿四頭筋の筋膜リリースを行うとともに、距腿関節・距骨下関節の可動域を広げ、骨盤・股関節の支持性を高める連動性調整を行います。

    2. 医学的インソール処方: 施術による骨格補正を維持するため、足根骨のアライメントを物理的に安定させるインソールを導入します。これにより、歩行時や中腰時の過回内を即座に防ぎ、膝へのねじれストレスを遮断します。

【施術後変化】〜 【考察】・【まとめ】

【施術後変化】インソール装着後、立位変化(重心安定、膝過伸展軽減、下腿内旋減少、足部支持改善)が確認された。

自覚的変化:患者本人より、

「土踏まずに乗る感じがする」

「立つのが安定する」

「呼吸が楽」

「姿勢が保ちやすい」との反応が得られた。

【考察】・【まとめ】

本症例は、「膝が悪い」のではなく、「足部構造異常による二次的膝痛」であったと考えられる。

特に、足部アライメント、靴環境、職業動作、重心制御 が複合的に関与していた。

足元の崩れが、膝、股関節、骨盤、背骨へ連鎖し、痛みを生み出していた。

そのため、局所だけでなく、“身体全体の構造”を評価する重要性が示唆された。

  • 【解説・背景】 アプローチ後、潰れていた土踏まずのアーチが再現され、アキレス腱および下腿のねじれが著しく減少しました。重心が正常な位置に戻ったことで、横隔膜や体幹のインナーマッスルが自然と働きやすくなり、「呼吸が楽になる」という全身性の好変化も確認されました。痛む膝を揉む、電気をあてる、湿布を貼るといった局所療法では、この運動連鎖を止めることはできません。当院では、患者様の職業的なライフスタイルや靴の環境まで総合的に評価し、足元という土台から膝痛を根本改善へと導きます。いわき市で慢性的な膝の痛みや仕事中の不調にお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

著者 Writer

著者画像
コセキ クニヒコ
小関 邦彦
所有資格:柔道整復師
生年月日:昭和43年1月13日
血液型:O型
出身:宮城県仙台市
趣味:読経
ご来院されるお客さまへ一言:
健康になることなら、なんでも相談ください!!

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