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固定療法

固定療法で
ケガの早期回復を目指します

スポーツをしている時にケガをしてしまうこともあれば、交通事故で負傷することもあるでしょう。
また、日常生活の中でも不注意や予期せぬアクシデントでケガをしてしまうことは、誰にでも起こり得ます。
ケガにはさまざまな種類があり、代表的なものは打撲や捻挫、挫傷などが挙げられます。
接骨院ではこうしたケガに対して、固定療法で対応しています。
固定療法とは、ケガに対して適切な固定を行うことでケガの悪化を防ぎ、早期回復を目指す施術です。

ここでは、接骨院における固定療法についてご紹介します。

目次

このようなお悩みはありませんか?

  • ランニングしていて肉離れが起こった
  • 段差でつまずいて足首を捻った
  • 競技中に手首を捻挫した
  • ケガを早期回復してスポーツに復帰したい

身体の正しいつかい方を覚えよう

当院の施術方針や、身体の不調や損傷が起こる原因についてご紹介します。

外力に対するアプローチ

身体の不調が起こる原因は、「外力(重力も含む)」によるものと当院では考えております。
外力とは、交通事故スポーツ中の衝突などの外部からの衝撃だけではありません。
不良姿勢など身体を正しくつかうことができずに生じている自分自身からの圧力や圧迫「外力」だといえます。

そして、柔道整復師ができる施術の原則が、外力による軟部組織(筋、腱、靭帯)骨の損傷です。

施術では、損傷や不調を起こした外力の「大きさ」「方向」「頻度」を変えることに重点を置いています。
「擦る」「揉む」といった施術で身体を振動させることで生じる共鳴反応により、身体を整えていきます。

身体の不調が起こる原因と施術方針

身体の不調や損傷の原因は、生活習慣にある場合も多いです。
当院では、身体の正しいつかい方を知ることが、不調の根本からの改善につながると考えています。
また、精神的な不調が身体の不調を生み出すようなケースもあります。

 

●身体のゆがみ

誤った身体のつかい方のくせ、身体のつかいすぎは、身体にゆがみを引き起こします。
このゆがみを改善するには、身体の正しいつかい方を知ることが大切です。
誤った身体のつかい方のくせ、身体のつかいすぎを理解していなければ、いくら施術をしてもゆがみが生じてしまいます。
そのため、当院ではその原因の習慣を探り、アドバイスをさせていただきます。

 

●日常の習慣

日常の習慣は、不調病気を引き起こす原因になってしまいます。
なぜならば、日常生活の中で蓄積された緊張疲労になり、疲労が蓄積されて老化につながってしまうからです。
できる限り老化を遅らせることが大切です。
身体が老化すれば、不調や病気が起こりやすくなります。

習慣行動によって行われます。
行動は意識によってするものですが、意識には、自覚できるもの自覚できないものの2つに分かれます。
不調や病気につながるような習慣は、悪い行動を無意識に無自覚で行ってしまっている方が多いです。

例えば、不良姿勢を長時間つづければ身体には外力がかかるため、不調損傷を引き起こしてしまいます。
このことを自覚していれば、1時間ごとに姿勢を変えたり体操をしたりするようになります。
こうしたことから日常の悪い習慣を自覚することは大切だといえ、当院では習慣についてのアドバイスを行っています。

 

●生活環境

当院では、生活環境を変えて継続できるように原因を探りながらアドバイスを行っていきます。
正しくない生活環境は、不調を引き起こす原因です。
例えば、デスクワークでモニターや椅子が低いことや、悪い環境は冷えむくみ足の痛みを引き起こします。
こうした悪い環境を知ることができれば、ご自身でも環境を変えていけるようになり、不調の根本からの改善を目指せるようになります。

 

●心の不調

健康とは、心身の健康の調和がとれている状態です。
心に不調があれば、身体的な症状として現れてしまうこともあります。
そのため、メンタルケアを行うことで身体の不調の解消につながります。

当院の施術方針で大事に考えていること

当院の施術では、患者様お一人おひとりに身体のゆがみ日常の習慣生活環境などが不調を引き起こしていることに気づいていただくことが大切だと考えています。
そうすれば、「正しい身体のつかい方」を知ることができるようになるからです。

正しい身体のつかい方ができるようになれば、自然治癒力を増やすことができるようになります。
例えば、筋肉の緊張を取るには、身体に酸素を行き渡らせるようにしなければなりません。
そのためには血流改善が必要になります。
身体の正しいつかい方ができるようになれば、正しく呼吸ができるようになり、血流も促され、酸素が行き届くようになります。
このように、患者様ご自身が正しく身体をつかえるようになることは、不調や病気、損傷を改善・予防することにつながると考えられます。

また、身体を健康へ導くことだけではなく、心の健康を保つことも当院では大切だと考えています。
心の健康身体の不調を生み出している可能性もあります。
そのため、メンタルケアを中心とした施術を行っていきます。

「外力」の考え方

人間の身体は、「外力(重力も含む)」を受けることで損傷や不調を引き起こします。
そのため、外力について知ることは身体の不調について知る大切なことです。
当院における外力の考え方についてご紹介します。

3種類の外力

外力は、「圧迫」「引っ張る」「引き裂く」の3種類に分類することができます。
この3種類の外力の大きさや向きを変えることが当院の施術になります。

例えば、骨の損傷の場合であれば、外力による損傷は2通り考えられます。
持続的な外力が骨に加わることで起こる骨の変形と、一度の大きな外力によって骨が折れてしまう骨折です。
また、腰痛の場合は、前傾や身体を反らしたとき関節筋肉などの組織が損傷したことを感じて痛みが現れます。

日常生活の中で身体が体重移動することで圧迫されて引っ張られるという外力が加わり、筋肉が断裂して痛みが生じています。

施術では、その外力による負担がかからないように固定することで外力がかかることを抑制します。
そして、損傷を改善して外力に耐えられるような筋力を向上していくというプロセスを行うことが施術の一環であるといえます。

外力の大きさ・方向性

外力には、「大きさ」「向き」があります。
当院では、外力の向きや大きさを変えるということを念頭に置き、施術を行っています。

例えば、野球肘などスポーツにおけるオーバーユースは、つかいすぎによって筋肉に引っ張られる外力が加わり、損傷しています。
損傷している部分があるならば、まずはその部分をつかわないようにして回復させます。
そして、手首のつかい方、スポーツのフォームなど痛みの原因となる外力が加わった向きや大きさを変えることで、損傷箇所に負担がかからないようにしていきます。

外力の加わる頻度

外力の加わる「頻度」も身体の損傷や不調に関係しています。
例えば、ぎっくり腰の場合であれば「大きさ」「向き」「頻度」全てが一度に大きな外力として加わることで生じています。

また、一般的な肩こりの場合、外力が毎日のように反復継続して加わることで生じています。
これは、運動不足不良姿勢など身体への負担が蓄積されて損傷を引き起こしているといえるため、生活環境などを変えなければ根本からの改善は難しくなります。
そのため、外力の頻度によって生じる損傷の改善は、施術だけではなく日常の習慣や環境を変えることも大切です。

当院における「メンタル」の考え方

身体と心の健康が調和されてこそ、本来あるべき「健康」だと当院では考えています。
当院のメンタルケアにおける考えについてご紹介します。

●メンタルケアの施術方針

健康とは、心身の調和がとれている状態です。
心の健康は身体の健康に影響を与えます。
身体の健康のためだけに施術を施しても、心が健康でなければ不調が再発してしまいます。
そのため、当院の施術ではメンタルケアに重きを置いています。

 

●身体と心の健康のつながりについて

心の健康が損なわれることで、身体的な症状が現れてしまうようなケースは多数あります。
例えば、日常のストレスが原因で心が不安定になれば睡眠障害を引き起こすようなことがあります。
睡眠障害が起これば、自律神経が乱れることで頭痛めまい肩こりなどの不調が生じやすくなります。
その他にも、摂食障害突発性難聴うつ病パニック障害双極性障害など、精神面の病気は身体的な症状を伴う場合も起こり得ます。

 

●メンタルケアの施術方法

心の健康には、学校や仕事など社会や集団での生き方や考え方が大きく影響していると考えられます。
そのため、当院ではフリーライダー理論偽できない理論などの理論から、患者様と対面してケアを行います。

固定療法の施術方法について

接骨院では、ケガに対して固定療法を行うことがあります。
固定療法の施術概要や、固定療法で用いるテーピングの種類は次の通りです。

 

●固定療法とは

固定療法とは、受傷箇所を固定する施術方法です。
テーピング包帯などを使用し、適切な固定を行います。
受傷箇所を固定することは、安静を保つことで回復を促すだけではなく、骨の変形や再発予防をする目的もあります。
固定療法に対応するケガには、次のようなものが挙げられます。

・打撲

打撲は皮下組織が損傷している状態で、圧痛腫れ皮膚の変色などの症状をともないます。
打撲は固定することで炎症の拡大を防ぎ、早期回復が期待できます。

・捻挫

関節に無理な外力が加わることで生じるケガで、痛み腫れが生じます。
関節に生じるケガで安静にすることが難しいため、固定して受傷部分を動かないよう固定します。

・挫傷(肉ばなれ)

関節に外力が加わり、関節を支える組織が損傷している状態です。
組織の修復を促すために固定を行います。

・脱臼

関節が本来の位置からズレてしまうケガで、強い痛み見た目の変形などの症状が現れます。
接骨院では応急処置として固定を行い、医療機関での検査をおすすめします。

・骨折

骨にヒビが入ったり折れてしまっている状態です。
脱臼と同様に骨折も接骨院では応急処置として固定療法を行います。

 

●固定療法で使用する固定具の種類

固定療法では、テーピング包帯などの固定具を使用します。
代表的な固定具をご紹介します。

・包帯

包帯には複数の種類があり、固定や圧迫を目的とする際には「綿包帯」を用います。
脱臼や骨折、受傷直後の捻挫の場合は、より高い圧迫と固定ができる「弾性包帯」を使用します。

・テーピング

テーピングには複数の種類があり、受傷箇所や受傷状態によって適切なテーピングは異なります。
強い固定や圧迫が必要な場合には、「ホワイトテープ」という非伸縮性のテーピングを使用することが一般的です。
一方で、筋肉のサポートや関節の動きやすさを優先する場合は、「キネシオテープ」など伸縮性のテーピングを使用します。

・サポーター

サポーターは簡単に装着することができる固定具ですが、テーピングほどの固定力はありません。
そのため、回復に向かっている時期予防のために使用します。

固定療法で期待できる効果

固定療法ではケガの早期回復だけではなく、予防などさまざまな効果が期待できます。
接骨院では、ケガの状態や目的に応じた固定を行います。

 

●ケガの早期回復

関節など日常生活で動かしやすい箇所は、安静にできないためなかなか回復できません。
接骨院では適切に固定を行うため、可動範囲を制限してケガの早期回復を促します。

 

●応急処置

脱臼や骨折をした場合、接骨院では応急処置として固定療法を行います。
受傷直後から適切に応急処置を行うことで、損傷の悪化を防ぎます。
また、炎症の拡大も防げるため、早期回復にもつながります。

 

●ケガの予防

繰り返し同じ箇所をケガするような場合、ケガしやすい部分を固定します。
そうすると、固定した部分にかかる負担を軽減することができ、ケガの再発を予防できます。
スポーツをしている場合は、競技ごとにケガしやすい部位が異なるため、ケガしやすい部分を固定します。

 

●パフォーマンスの向上

ケガしている箇所を固定すれば、その部分を補強することができます。
そのため、ケガをしていても固定をすれば競技を行えるケースもあります。
補強をしていることは精神的な安心感につながり、パフォーマンスの向上が期待できます。

著者 Writer

著者画像
コセキ クニヒコ
小関 邦彦
所有資格:柔道整復師
生年月日:昭和43年1月13日
血液型:O型
出身:宮城県仙台市
趣味:読経
ご来院されるお客さまへ一言:
健康になることなら、なんでも相談ください!!

COLUMN

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手技療法は、人間の身体を自然治癒するために必要なすべての知識や理論、技術が含まれている療法です。
だからこそ生体機能を刺激し、活性化させることによって、機能回復を助けたり早めたりといった効果を図ります。

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患部の症状に応じて適切な固定を作成し、テーピングやサポーター、包帯やベルトで固定して、動かしても痛みを感じない状態で施術を進めていきます。

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